悠々日記〜7人家族古民家暮らし〜

脱サラした父ちゃんが山奥の古民家に移住し、5人の子育てに奮闘しながら悠々自適に暮らしている日々の生活をゆる〜く発信します。

成功への道③〜理想の人生を生きる為に〜

ここで言う「成功」というのは単に世間一般でいう「大金持ち」になる事ではない。「自分の理想の人生を生きる」ことを一言で「成功」と位置付けた。そして勿論、自分自身「成功」している訳でも「大金持ち」な訳でもない。今まで歩んで来た道、これから進む目指すべき「成功」への道を自分の為に記録する事にしただけだ。そんな(今はまだ誰も知らない)ベンチャー起業社長の物語シリーズである。

 物語シリーズ①はこち

成功への道①〜理想の人生を生きる為に〜 - 悠々日記〜7人家族古民家暮らし〜

 

前回の物語シリーズこち

 成功への道②〜理想の人生を生きる為に〜 - 悠々日記〜7人家族古民家暮らし〜

 

 

自転車騒動から一夜明け、その女性から改めて御礼のメールがきた。天然だけどその辺はしっかりしているなぁと思いつつ、御礼にお食事ご馳走しますと前日の帰り際に言われたが、

「別にご馳走してくれなくても良いから美味しいご飯屋さん教えてよ〜地元民なら色々知ってるでしょ?」

という話をしたのを思い出した。

まぁお互い社交辞令みたいなもんだしなと思いつつ、また慌ただしい日々に忙殺されていく。

 

 会社のプロジェクトが一段楽して久しぶりに早く帰路に着いたある日、ふと自転車女を思い出した。適当に飯食って帰ろうかと思っていたが、お誘いしてみようかなという気になった。あの日から数週間、連絡はとっていなかったので少し躊躇したが、まぁダメ元だ。

「久しぶりに仕事が早く終わったので、今から蒲田でご飯食べて帰るんだけど、良かったら一緒に食べないですか?」と会社を出ながらメールした。すると快諾の返事がすぐに届いた。レスポンスが早い!

蒲田で待ち合わせをする事に。

しばらくすると自転車女が現れた。

 

自転車女「お久しぶりです〜まさか連絡くれると思ってなかったです!何食べに行きますか?」

 

俺「久しぶり。オススメは?」

 

自転車女「ドジョウの踊り食いとかありますよ!」

 

俺「⁉️ドジョウの踊り食い⁉️…いや、別にドジョウの踊り食いはいいや。ってか美味いの?それ。」

 

自転車女「まぁまぁですね〜」

 

本当に変わってるな。まさかいきなりドジョウの踊り食いをオススメされるとは思わなかったわ。しかもまぁまぁとか言ってるし。

そんなやり取りをしつつ結局居酒屋に入る事になった。

 

食事しながら色々とお互いの事を話した。

自転車女は絵を描くのが好きで美大に入ったけど、油絵では食べていけないので中退して、好きなアニメの専門に入ったけど、過酷過ぎて中退し、今はメイクの勉強をしているのだそうだ。趣味はコスプレなんだとか。

 

コスプレ⁉️

 

マジか。アニオタがやってるアレか⁉️

と衝撃を受けた。衣装も全て自作しているんだと写真を見せてくれたが、ドン引きするぐらいハイレベルのクオリティだった。

昔同人誌も書いていたらしい。

 

同人誌って何?

 

俺はそんなレベルだったが、お構いなく同人誌の話を続ける自転車女。

 

新しい。今までに出会った事のない全く新しいジャンル、完全にニュータイプだ。

 

そんな衝撃にも近い印象を受けて、好奇心が湧いてきた俺は何度か食事に誘う様になった。

自転車女も学生なので基本的に家にいる事が多く、急なお誘いでも合わせてくれる。家も近いというのもあり徐々に飯友のような関係になっていった。

 

 

 そんな2人が付き合う様になるには時間がかからなかった。

 

 

 

 

 えっ⁉️

端折り過ぎ⁉️

いや、でも仕方ないじゃないか。俺は早くビジネスの話がしたいんだ。自転車女の話はもうこれくらいにしておこう。よく付き合ったきっかけは何だったのかとか聞かれるが、

 

ただ新しかった。俺の中でニュータイプだったんだよ。

 

 

そう答える事にしている。あと強いて言えば、

 

 

 

巨乳だったから(爆)

 

 

 

結局そこかいっ‼️

とツッコまれそうだが、このブログは何故か妻と妻の友人も読んでくれているそうなのでこれぐらいで勘弁してもらいたい。

それにしても

 

 

こんなキャラじゃ真面目な話を書いても誰もまともに聞いてくれないんじゃないだろうか。

 

 

そんな気がしてきた。そんな事より

 

 

将来娘が口を聞いてくれなくなったらどうしよう。いや、マジで。

 

 

 

やべぇ。不安に押しつぶされそうだ。

まぁここまできたら仕方ない。妻には絶対に勝手にこのブログの事を娘に教えないよう口止めさせておこう。そしてさっさと自転車女編を終わらせよう。

 

 

そうして俺は自転車女と付き合い始める事になるが、家が近いこともあり、ほぼ毎日俺の仕事が終わる時間に合わせて家に押しかけて来る様になった。(夜中だろうと)

途中の色んな事件は大人の事情で割愛させて頂くが、俺の親父に初めて紹介する当日の朝に妊娠している事が発覚したんだ。忘れもしない。合鍵を渡していた自転車女が朝一、俺が寝ているベッドに入ってきて一言

 

『ねぇ〜お父さんになったら嬉しい❔』

 

 

おぃおぃ。嘘だろ。朝から冗談キツイわ。

俺は無言で寝返りをして背を向けた。

 意識が徐々にはっきりしてきて、事の重大さに気が付き、また向きを変えて自転車女の顔を確かめる。

 

 

俺「マジで⁉️嘘でしょ⁉️」

自転車女「まさか。こんな嘘つく訳ないじゃん。」

 

…マジか。ガチなやつや。

 

こうして俺は半分夢の中で今日から父親になる事を告げられた。3月3日、運命の雛祭り🎎

彼女はメイクの専門学校の卒業を控え、アメリカ留学の願書受付最終日だった。そうなのだ。

自転車女は卒業したらアメリカに留学する予定だったのだ。しかもLAはマリナデルレイ。俺が昔働いていた所だ。

日本で3年修行してアメリカに戻る予定だった俺はアメリカで再会できるかもね〜なんて話をしていたのだが、2人の運命がそうさせなかった。

 

その日の夜、俺の親父に彼女を紹介し、子供ができたので結婚すると伝えた。心底驚いていたが、当然だろう。俺が一番驚いているのだから。そして一週間後、どうせならと彼女の誕生日に、まだ肌寒い風が吹き荒れる中2人で(何故か自転車女のご両親に途中まで付き添われながら)婚姻届を太田区役所へ提出した。(俺が走って逃げるとでも思ったのだろうか?)

こうして自転車女は俺の妻になった。

24歳、俺の青い春は終わりを迎えた。

 

〜悠々自適に生きる〜